ルノー・メガーヌRS、「ホットハッチ」の呼び名がふさわしい岡崎宏司のクルマ DE トリップ(1/2 ページ)

» 2011年05月09日 08時00分 公開
[岡崎宏司,LUXURY TV]
LUXURY TV

著者紹介:岡崎 宏司(オカザキ コウジ)

1940年東京生まれ。日本大学芸術学部放送学科卒業。文化的側面からクルマを斬る自動車評論家。輸入車がレアだった45年以上前に、「旅行に行くから」と言って借りた、父のノーマルのベンツでラリーに出場し、優勝したという、やんちゃな過去も。

※この記事は、LUXURY TVより転載しています。


 ルノー・スポールは、本当に刺激的なクルマを送り出してきます。ルーテシアRSは、コンパクトスポーツハッチとして、日本でも熱烈なファンを獲得しました。

 いや、熱烈なファンを獲得……といった表現では足りません。まさか! と思う人もいるかもしれませんが、日本はルーテシアRSを世界でもっとも熱烈歓迎した国の1つなのです。

 そう、地元フランス、そしてモータースポーツ大国である英国に次いで、日本市場は3番目に多くのルーテシアRSを買っているのです。そんな経緯を考えると、このメガーヌRSも同様な歓迎を受けるのは間違いありません。

 まずは、ルックスですが……迫力満点です。

megane 見るからに、速そうでしょ! 重心もグンと低くなっているように見えます

 ハンパな気持ちでは付き合えない……そんなインパクトがあります。

megane もう、レーシングマシンに近い雰囲気です。
megane 後ろ姿も大迫力ですが、とくに大径のテールパイプはすごみがあります

 コクピットに入ると、インパクトはさらに強くなります。まあ、その辺は写真で確認してください。

megane まさに「コクピット」といった雰囲気ですね

 エンジンは2リットル4気筒のターボで、最高出力250馬力、最大トルク350ニュートンメートルを引き出します。かなり強烈です! 6速MTとの組合わせで、静止状態から時速100キロまでを6.1秒で駆け抜けます。

megane 6速MTを操って、250馬力/350ニュートンメートルを存分に引き出すときの刺激度は最高です!

 ちなみに、先代メガーヌRSの最強モデル「R26R」は、ニュールブルクリンクでのFF車の記録保持者と聞いていますが、そのタイムは8分17秒とのこと……メチャメチャに速いです。

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