1940年東京生まれ。日本大学芸術学部放送学科卒業。文化的側面からクルマを斬る自動車評論家。輸入車がレアだった45年以上前に、「旅行に行くから」と言って借りた、父のノーマルのベンツでラリーに出場し、優勝したという、やんちゃな過去も。
※この記事は、LUXURY TVより転載しています。
「ガヤルド LP560−4」は「ベイビー・ランボ」と呼ばれています。5.2リットル560馬力のV10を積んでいるのに……です。
6.2リットルV12を積んだムルシエラゴ(2001〜2010)、その後継モデルであるレヴェントン(6.5リットルV12/650馬力)に比べれば、まあ、いろいろと小さめであることも確かです。
でも、並の人間の感覚では「ガヤルドがベイビーだなんて、そんな……!」といったことになるのではないでしょうか。
ガヤルド LP560−4 スパイダーですが、スリーサイズは4345×1900×1185ミリ(全長×全幅×全高)。ベイビーと呼ぶのはやはり抵抗はありますが、取り回しは悪くないし、なかなか乗りやすいスーパースポーツです。
初めて乗るときは、誰もが少なからぬプレッシャーを感じるとは思いますが、一旦走り出してしまえば、プレッシャーはどんどん薄れてゆくでしょう。そして20〜30分も走ったころには、すっかり肩から力が抜けている……そんなことになるかと思います。
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