マツダの運転スコア日本一、暫定チャンプは脱力系?(2/3 ページ)

» 2011年10月01日 17時49分 公開
[岡田大助,Business Media 誠]

ゲーム感覚で運転技術が上達していく運転サポートシステム

 i-DMは、マツダが独自に開発した“ドライバーが運転を楽しみつつも、乗員全員が快適で、なおかつ燃費のよい運転”を教える機能。ドライバーのアクセル、ブレーキ、ステアリング操作や車速の変化によるGを検知し、リアルタイムに運転操作に対する判定を下す。

アクセラアクセラアクセラ (画像をクリックすると拡大します)

 コーチング機能では、急加速や急ブレーキ、急なステアリング操作などでクルマの挙動が乱れ、車体が揺れると白いゲージが3段階で点灯する。極力、白いゲージが点灯しない運転を心掛けることが上達への近道というわけだ。

 前後、左右の動きが穏やかなやさしい運転をするとグリーンランプが点灯。これは一般的なエコランプの機能に相当し、燃費のよい運転をしていることを示す。さらに、なめらかで的確な運転を行うとグリーンからブルーに色が変わる。この状態がマツダの目指す上手な運転だ。

 ティーチング機能での評価は5点満点で下され、文字によるアドバイスが表示される。運転終了時に5回連続して4.8点以上を獲得すると運転スキルのレベルを示す「ステージ」が上昇する。ステージが1st→2nd→3rdと上がるにつれ評価も厳しくなっていき、隠しステージの4th、5thも存在するという。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.