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オーデマピゲ、ロイヤルオーク40周年モデルはわずか4ミリのトゥールビヨンムーブを搭載：SIHH2012

» 2012年03月16日 14時12分公開

[LUXURY TV]

　2012年1月16日から20日にスイス・ジュネーブで開催されたSIHH（ジュネーブサロン）で、AUDEMARS PIGUET（オーデマピゲ）は「ロイヤルオークスケルトントゥールビヨンエクストラシン」を発表しました。このロイヤルオーク40周年記念モデルは、新しい超薄型（4.46ミリ）手巻きトゥールビヨンムーブメント「キャリバー2924」を搭載。40本限定で生産されます。

　2012年、ロイヤルオークは誕生40周年を迎えます。画一的なものを拒否したこの時計は、常に時代を先取りするモデルであり続け、オーデマピゲの歴史に大きな足跡を刻みつけました。世界で初めてのラグジュアリースポーツウオッチ、ロイヤルオークは、今や伝説ともいえるステイタスにあります。

　この記念すべき年にふさわしく、ル・ブラッシュのマニュファクチュールより、複雑機構と現代性、コンプリケーション、スポーティ感を融合した手巻き式モデル、ロイヤルオークスケルトントゥールビヨンエクストラシンを発表。プラチナ製のこの40周年記念モデルは40本限定です。

　超薄型ムーブメントを専門とするル・ブラッシュのマニュファクチュールは、1972年の初代ロイヤルオークの製作にあたってこの「コンプリカシオン」を採用しました。この初代モデルに搭載されていたのは、厚さわずか3.05ミリの、世界で最も薄い自動巻きムーブメント「キャリバー2121」でした。

　また、現代感覚あふれる輪郭で様式を一新したスケルトンバージョンとなっていて、特にスチールのグレーと香箱、歯車、テンプのイエローゴールド、特殊処理によるアンスラサイトカラーのコントラストが、全体に奥行きを添えています。この超薄型ムーブメントに完全な手作業で施されるスケルトン加工には、きわめて高度な技巧と長年にわたる経験が要求されます。110を越える凹角は、手作業でしか装飾が不可能であり、この記念モデルの付加価値を体現しています。

　50メートル防水のプラチナ製ケースは、反射防止加工を施したサファイアガラスとサファイアクリスタルバックを備えています。ムーブメントに施された精緻な装飾のすべてが、その姿を見せるのです。ホワイトゴールドのロイヤルオーク夜光針と夜光インデックスが、透かし彫りを施したスレートグレーダイヤルをいっそう引き立てます。

　ロイヤルオークスケルトントゥールビヨンエクストラシンは、オリジナルコレクションの特徴や価値観をリニューアルし、さらにそれを超越しようとしています。名高い歴史を担うこのモデルは、40本限定生産、刻印とシリアルナンバー入りです。