SUPER GT 2012年シーズン開幕――気になるスバルBRZは?SUPER GT 2012(1/4 ページ)

» 2012年04月05日 11時00分 公開
[奥川浩彦,Business Media 誠]

 4月1日、国内レースで人気の高いAUTOBACS SUPER GTシリーズの開幕戦「OKAYAMA GT 300km RACE」が岡山国際サーキット(岡山県)で行われた。

 GT500クラスは38号車ZENT CERUMO SC430(立川祐路/平手晃平)が最終ラップにトップに立ち優勝。GT300クラスは11号車GAINER DIXCEL R8 LMS(田中哲也/平中克幸)が、今年から投入したアウディR8のデビュー戦を優勝で飾った。

最終ラップの激闘を制し、レクサス38号車が優勝

 82周で行われた決勝レースは14時にスタート。ポールポジションの38号車ZENT CERUMO SC430の平手選手は、好スタートを切り首位をキープしたが、中盤で23号車MOTUL AUTECH GT-Rの本山選手に抜かれ2位に後退。さらにドライバー交代のピットインで3位に順位を落とした。

SUPER GT GT500クラスで優勝した38号車ZENT CERUMO SC430(画像をクリックすると拡大します)

 しかし、トップに立った23号車MOTUL AUTECH GT-Rのミハエル・クルム選手のペースが上がらず、100号車REYBRIG HSV-010の山本選手、38号車ZENT CERUMO SC430の立川選手が相次いでクルム選手を抜き1位と2位に浮上し後続を引き離した。

SUPER GT 100号車REYBRIG HSV-010(画像をクリックすると拡大します)

 残り14周で38号車ZENT CERUMO SC430の立川選手がトップに立ちそのまま逃げ切るかと思われたが、残り2周で100号車REYBRIG HSV-010の山本選手が逆転しトップに立ち最終ラップに突入。残り半周となるヘアピンで38号車ZENT CERUMO SC430の立川選手がインに飛び込み軽く接触しながら抜き去り再逆転。0.6秒差で逃げ切り劇的な逆転優勝を飾った。

SUPER GT 17号車KEIHIN HSV-010(画像をクリックすると拡大します)
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