4月1日、国内レースで人気の高いAUTOBACS SUPER GTシリーズの開幕戦「OKAYAMA GT 300km RACE」が岡山国際サーキット(岡山県)で行われた。
GT500クラスは38号車ZENT CERUMO SC430(立川祐路/平手晃平)が最終ラップにトップに立ち優勝。GT300クラスは11号車GAINER DIXCEL R8 LMS(田中哲也/平中克幸)が、今年から投入したアウディR8のデビュー戦を優勝で飾った。
82周で行われた決勝レースは14時にスタート。ポールポジションの38号車ZENT CERUMO SC430の平手選手は、好スタートを切り首位をキープしたが、中盤で23号車MOTUL AUTECH GT-Rの本山選手に抜かれ2位に後退。さらにドライバー交代のピットインで3位に順位を落とした。
しかし、トップに立った23号車MOTUL AUTECH GT-Rのミハエル・クルム選手のペースが上がらず、100号車REYBRIG HSV-010の山本選手、38号車ZENT CERUMO SC430の立川選手が相次いでクルム選手を抜き1位と2位に浮上し後続を引き離した。
残り14周で38号車ZENT CERUMO SC430の立川選手がトップに立ちそのまま逃げ切るかと思われたが、残り2周で100号車REYBRIG HSV-010の山本選手が逆転しトップに立ち最終ラップに突入。残り半周となるヘアピンで38号車ZENT CERUMO SC430の立川選手がインに飛び込み軽く接触しながら抜き去り再逆転。0.6秒差で逃げ切り劇的な逆転優勝を飾った。
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