日本刀をイメージするチタン製機械式クロノグラフ――セイコーブライツアナンタ
セイコーウオッチは、セイコーブライツアナンタからブライトチタン製の機械式クロノグラフ「SAEK005」と「SAEK007」を9月10日に発売する。価格はSAEK005が42万円、SAEK007が39万9000円。
セイコーウオッチは、セイコーブライツアナンタからブライトチタン製の機械式クロノグラフ「SAEK005」と「SAEK007」を9月10日に発売する。価格はSAEK005が42万円、SAEK007が39万9000円。
セイコーブライツアナンタは、「日本刀」が持つ美しさをモチーフとしている。黒をベースに金色が映える文字盤は兜と刀をイメージし、SAEK005では「日本の先進性を体現した」(同社)カーボンファイバーを使った。また、ムーブメントの回転錘には鍔(つば)の意匠を取り込んだほか、かん足(バンド接合部)側面は、ザラツ研磨によって刃先を意識した鏡面加工を施す。
ムーブメントにはセイコー製自動巻き「キャリバー8R28」を搭載。巻上げ持続時間は約45時間で、ストップウオッチ機能(30分計、12時間計)を持つ。振動数は2万8800振動/時(8振動/秒)だ。ストップウオッチの作動方式にはピラーホイール方式を、伝達方式には垂直クラッチ方式を採用する。また、帰零構造には、セイコー独自の「一体型三叉ハンマー」を用い、耐久性を向上した。
ケースとバンドはブライトチタン製。セイコー独自のチタン合金で、ステンレススチールの約半分の重量でも純チタンの1.5倍の硬度となる。同社のステンレススチール製モデルに比べ約40%の軽量化を実現したという。組み立ては、クレドールやグランドセイコーといった高級ブランドを手掛ける専門工房「雫石高級時計工房」で、手作業によって仕上げられる。
ケースサイズは46×15ミリ(ケース径×厚さ)。ガラスには無反射コーティング付きサファイアガラスを使い、裏蓋もサファイアガラスのシースルーバックになっている。防水性能は日常生活用強化防水(10気圧防水)だ。
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