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第37鉄 夏の青春18きっぷ旅(1)日本三大車窓とJR最高地点を訪ねる杉山淳一の+R Style(1/6 ページ)

1日2300円で、JRの普通列車に乗り放題の「青春18きっぷ」。今回から5回にわたり、青春18きっぷの旅をお届けする。1回目は夏の信濃路を行く。ハイブリッド車両、スイッチバック、懐かしの駅弁とトピックも盛りだくさんだ。

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今回のルート。GoogleMapsで筆者による各ポイントについての説明が読める

 JRの普通列車に限り、乗り放題の青春18きっぷ。発売当初の利用者は鉄道ファンと学生が中心だった。しかし、今では大手出版社からガイドブックが発売されたり、週刊誌などで企画記事が掲載されたりと知名度も高まっている。

 でも、そんな記事に筆者はちょいと不満アリ。どれを見ても「安い切符で温泉に行っておいしいものを食べよう」ばかりだからだ。そんな旅なら青春18きっぷではなくても行けるし、格安バスツアーのほうがおトクで楽チンかもしれない。

 そこで今回から5回にわたり、鉄道の楽しさ満載の「青春18きっぷの旅」をお届けする。

青春18きっぷ旅:バックナンバー

 →夏の青春18きっぷ旅(1)日本三大車窓とJR最高地点を訪ねる

 →夏の青春18きっぷ旅(2)吾妻線、噂の現場を歩く

 →夏の青春18きっぷ旅(3)SLだけじゃない! 魅力満載の大井川鐵道

 →夏の青春18きっぷ旅(4)日本一のモグラ駅をズルい方法で訪ねた

 →夏の青春18きっぷ旅・最終回 富士山外周、山北駅のD52とB級グルメを訪ねる

青春18きっぷとは?

 「青春18きっぷ」はJRの企画きっぷで、JR全線の普通列車(快速含む)の普通車自由席とJR西日本宮島フェリーに1日乗り放題になる。特急や急行列車には乗れないが、普通列車のグリーン車自由席であれば、グリーン券を別途購入すれば乗車できる(ただし、中央ライナー、青梅ライナー、マリンライナーなどは除く)。

 1万1500円で5回使えるため、1枚あたりの値段は2300円ということになる。1人で5日(5回)使ってもいいし(利用日が連続している必要はない)、同一行程であれば5人グループで日帰り旅行に使ってもいい。2人で2日(2回)ずつ使って残り1回を1人で日帰り旅行、という使い方も可能だ。

 「青春18きっぷ」という名前だが、年齢制限はないので大人でも子どもでも利用可能。ただし、利用できるのは年に3シーズンのみ。2010年の利用期間(発売期間)は以下の通りだ。春は2月20日〜3月31日(発売期間:3月1日〜4月10日)、夏は2010年7月20日〜9月10日(利用期間:2010年7月1日 〜 8月31日)。2010年冬の利用期間は8月末現在まだ発表されていない。【編集部】


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