ボディ換装で別のクルマになる? ダイハツの軽スポーツコンセプト「D-X」:東京モーターショー2011
ダイハツ工業は、第42回東京モーターショー2011でコンセプトカー「D-X(ディークロス)」を発表した。「BIG ANSWER FROM SMALL」を掲げ、スモールカーの技術革新を表現する。
ダイハツ工業は、第42回東京モーターショー2011でコンセプトカー「D-X(ディークロス)」を発表した。ブーステーマに「BIG ANSWER FROM SMALL」を掲げ、スモールカーの技術革新を表現する。
D-Xは、タフでアグレッシブなスタイリングが特徴のスモールスポーツ。樹脂製のボディを換装することでさまざまなタイプへと仕様変更できるというスポーツカーの新しい形を提案する。ステージ上に展示されたモデルは基本形(?)の2シーターオープンスポーツカーだが、動画によって提案されたバリエーションには、レースカー、スポーツワゴン、スポーツバギーの3タイプが存在する。
インテリアは、スパルタンな雰囲気を持つデザイン。「スモールカーならではのヒトとクルマの一体感ある走り」を提案する。エンジンは、新たに開発した660cc直列2気筒直噴DOHCインタークーラーターボを搭載する。最高出力は軽自動車の自主規制値である47キロワット(64馬力)/6000rpm、最大トルクは110ニュートンメートル/2000rpmを生み出すという。駆動方式はFFで、タイヤサイズは165/50R17となっている。
ボディサイズは3395×1475×1275ミリ、ホイールベースは2230ミリ。これらの数値はダイハツの2人乗り軽オープンカーであるコペンと等しく、市販化も視野に入れているのではと気になるところ。「実際に走行できるように作ったが、あくまでも新しいスポーツカーの楽しさを提案するコンセプトモデル。市販化の話は現時点ではありません」とのことだ。
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