手巻きムーブメント「レマニア1872」を搭載したモダンデザイン腕時計、ポール ピコ「テクニカム1872」

スウェーデン空軍用として開発された手巻きムーブメントをさらに刷新。従来のステンレスパーツよりも摩擦を軽減した。

[Gressive]

　ポールピコから、腕時計「テクニカム1872」が2011年12月に発売された。1969年に登場した手巻きムーブメント「レマニア1872」を、フラッグシップの「テクニカム」に搭載し、モダンデザインに刷新した新作だ。

　ポール ピコの最初のテクニカムは、1993年に発表したブランドを代表するフラッグシップモデル。スイスのラ・ショード・フォン国際時計博物館に永久展示され、世界で数々の名誉ある賞を受賞したモデルだ。

　新作「テクニカム1872」に搭載されたキャリバー、レマニア1872は、従来スウェーデン空軍用として開発された手巻きムーブメントで、機能面でも定評があり注目を集めている。このムーブメントには、外観だけでなく機能においても微細な項目におよぶ刷新が行われた。特筆すべきはブルーPVDを施したネジやレバーによって従来のステンレスパーツよりも摩擦を軽減。磨耗を防ぎ、より軽快な使用感を体験できるクロノグラフとなった。

　2つのカウンターを備えたダイヤルは、クラシックなデザインとスポーティなタイプの2種類があり、落ち着いた中にも時計技術の伝統を感じさせるタイムピースだ。

TECHNICUM 1872（テクニカム 1872）

• Ref.3813SS
• ケース径：42ミリ
• ケース厚：11.8ミリ
• ケース素材：ステンレススチール
• ストラップ：レザー
• 防水性能：5気圧防水
• ムーブメント：手巻、cal.Lemania1872、18石、毎時2万1600振動
• 仕様：クロノグラフ（30分積算計、ホワイトダイヤルのみタキメーター）、サファイアクリスタル、シースルーバック
• 価格：49万3500円

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