2015年7月27日以前の記事
検索
ニュース

乗れちゃう4メートルロボット「クラタス」、ワンフェス会場に立つこいつ、動くぞ!(1/2 ページ)

幕張メッセで開催される「ワンダーフェスティバル 2012[夏]」に、実際に乗って動かせるロボット「クラタス」が登場。武器(空砲)を手にデモを行う。

PC用表示 関連情報
Share
Tweet
LINE
Hatena
@IT MONOist

 2012年7月29日に開催される造形の祭典「ワンダーフェスティバル 2012[夏]」(場所:幕張メッセ)に、搭乗可能な4メートルロボットが出撃する。

 その名は「クラタス(KURATAS)」。動画サイトにその映像が公開されるやいなや大反響を巻き起こしたロボットである。

YouTubeに公開された「クラタス」の動作テストの映像

 クラタスの生みの親は、鍛冶師・造形作家(鉄鋼アーティスト)として知られる倉田光吾郎氏。実物大「スコープドッグ」(TVアニメ『装甲騎兵ボトムズ((c)サンライズ)』に登場する2足歩行ロボット)の製作などでも話題となった人物だ。そんな彼が次に考えたのが、“実際に人間が搭乗し、操縦できるロボット”の製作である。

 これを実現すべく、倉田氏は「水道橋重工プロジェクト」を立ち上げ、2010年1月から構想・製作に着手。途中、ロボット操作用ソフトウェア「V-Sido(ブシドー)」の開発者である吉崎航氏の協力を得て、約2年半を費やし、実際に乗り込み、操縦できるロボットとしての完成度を高めていった。

 ――そして、この夏。ついに販売がスタートする。そう、誰もが子どものころに夢見たロボットのパイロットになれるのだ(ただし、お金さえあれば)。

クラタス
「クラタス」の外観。造形のプロである倉田氏の機体製作技術と、ロボット制御のプロである吉崎氏のソフトウェア技術のコラボレーションにより誕生。鉄製の装甲をまとい存在感も抜群だ(画像をクリックすると拡大します)
クラタスクラタス (左)以前、倉田氏が手掛けた実物大「スコープドッグ((c)サンライズ)」/(右)こちらは実際に乗り込んで操作できる「クラタス」の操縦席(画像をクリックすると拡大します)
       | 次のページへ

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

ページトップに戻る