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タフなG-SHOCKの“大敵”は? 山形カシオに潜入した仕事をしたら“静電気とゴミ”がなくなった(7/7 ページ)

カシオの時計はどこでつくられているのかご存じだろうか。答えは山形、タイ、中国。中でも山形カシオは、高級モデルを製造する“マザー工場”だ。7月に発売されたG-SHOCKの「GW-A1000」はどのように生産されているのか。その秘密を探るために、山形カシオに潜入した。

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照明の明るさを統一


防水検査をしている

後藤:ドイさん、山形カシオの案内もそろそろ終わりに近づいてきました。

 時計本体が仕上がると、検査を繰り返します。まずは防水検査。気圧による検査を行い、その後は実際に水没させて、さらに水圧をかけてチェックしていきますね。

 ちなみに検査の工程では、ある工夫がされているんですよ。分かりますか?

土肥:ん、なんだろう?

後藤:実は、照明の明るさを統一しているんですよ。明るさが違ってくると、時計の見え方が違ってきますよね。なので時計から何センチのところに照明を置いて……その角度はこれくらいで……といった形で決めているんですよ。

土肥:なるほど。

後藤:さて、最後は完成品の検査ですね。商品を出荷する前に、最終的な検査をここで行います。外装部に不具合はないか? バンドに問題はないか? いろいろなところをチェックして、問題がなければ“合格”ですね。

土肥:ここに並んでいるのは、できたてほやほやですね。記念にココで購入することはできますか?

後藤:残念ながらできません。お近くの時計ショップなどでお買い求めください(笑)。

写真左は防水検査中のG-SHOCK「GW-A1000」。完成したG-SHOCK「GW-A1000」の最終チェックをしている

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