2015年7月27日以前の記事
検索
特集

ランボルギーニのワンメイクレース、日本初上陸レースリポート(3/4 ページ)

2012年7月14日、15日に、富士スピードウェイで開催された「ランボルギーニ・ブランパン・スーパートロフェオ アジアシリーズ」。日本チームが優勝を狙う。

PC用表示 関連情報
Share
Tweet
LINE
Hatena

スタート直前の降雨でタイヤ交換に追われる

 予選はほぼドライコンディションで行われたものの、その後は小雨が降ったり止んだりと、タイヤ選択に迷う難しいコンディションとなった。そしていよいよ、本選のスターティンググリッドに計16台のマシンがまさに並ぼうかというとき、雨の勢いが急に増してきた。各チームとも、スターティンググリッド上でタイヤをスリックからレインに交換する作業に追われる。

スーパートロフェオ
スーパートロフェオスーパートロフェオ スタート直前の雨でタイヤ交換に追われるクルー(画像をクリックすると拡大します)

レースはウエットコンディションで混戦模様

 いよいよ、ウエットコンディションの中、本選レースがスタート。初めの数周こそ、トップグループと第2グループそれぞれの中で混戦が繰り広げられたが、思わぬウエットコンディションに各ドライバーとも苦戦。スピンが相次ぎ、ほどなくして集団はばらけていく。

スーパートロフェオ
スーパートロフェオ
メインスタンド前の攻防(画像をクリックすると拡大します)

 そんな中、ポールポジションからスタートしたAnthony Liu/Davide Rizzo組がセパンの第1戦、2戦を連勝した実力を発揮し、トップをキープしたまま安定した走行を重ねていく。

 一方、2位以下は混戦模様となった。予選最下位からスタートしたAlex Chao(台湾)/Hanss Lin(台湾)組が鬼気迫る追い上げを見せ、一時はトップグループに迫ろうかというポジションまで順位を上げ、観客を沸かせる。一方、日本から参加の石川資章選手も、スピンに見舞われながらも最速ラップを叩き出す快走を見せる。

スーパートロフェオスーパートロフェオ ピットストップ(画像をクリックすると拡大します)

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

ページトップに戻る