スポーツ クーペ ツアラーという新領域、ベンツ CLS シューティングブレーク(3/3 ページ)
メルセデス・ベンツ日本は10月12日、クーペスタイルと広い荷室を持つ「CLS シューティングブレーク」を発売した。価格は970万円〜1800万円。
圧倒的なハイパワー、AMGモデルも展開
CLS 63 AMG シューティングブレークでは、トップパフォーマンスモデルらしい精悍でアグレッシブな印象を持つスタイリングを施した。フロントにはAMGフロントスポイラーやAMGラジエータグリル、AMG独自のパワードームを備えたボンネットなどを装着する。一方、足元はAMG専用デザインのチタニウムグレーペイント19インチ5トリプルスポークアルミホイールを履く。
4つの走行モードが選べる「AMGスピードシフトMCT」には、自動ブリッピング機能とレーススタート機能も備わっている。また、アグレッシブな走りと快適性を両立するために「AMG RIDE CONTROL スポーツサスペンション」は、走行状況に応じて減衰特性を自動的に変更し、ボディのロール角を低減する。
5.5リッターV8ツインターボエンジンは、386キロワット(524馬力)/5250〜5750rpm、最大トルク700ニュートンメートル/1750〜5000rpmを発揮。静止状態から時速100キロまで4.4秒で加速する。
さらに特別仕様車のEdition 1にはチューニングが加えられ、最高出力410キロワット(557馬力)/5250〜5750rpm、最大トルク800ニュートンメートル/2000〜4500rpmまで高められた。
ボディカラーに特別オプションとしてdesignoマグノアラナイトグレー(マットカラー)を用意するほか、インテリアでも専用のdesignoプラチナホワイトパール(フルレザー仕様)を奢る。
ボディサイズは5000×1880×1415ミリ(全長×全幅×全高)、ホイールベースは2875ミリ、車両重量は1980キロ、乗車定員は5人。
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