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「本物の騎士」を想起させるBMW 640i グラン クーペ:岡崎宏司のクルマ DE トリップ(1/2 ページ)
最近のBMWは本当にカッコいい。特に6シリーズは、カブリオレもクーペもいいのですが、「その上をいく!」と思ったのがグラン クーペです。
著者紹介:岡崎 宏司(オカザキ コウジ)
1940年東京生まれ。日本大学芸術学部放送学科卒業。文化的側面からクルマを斬る自動車評論家。輸入車がレアだった45年以上前に、「旅行に行くから」と言って借りた、父のノーマルのベンツでラリーに出場し、優勝したという、やんちゃな過去も。
※この記事は、LUXURY TVより転載しています。
最近のBMWは本当にカッコいいと思います。特に6シリーズは、カブリオレもクーペもカッコいいのですが、さらに「その上をいく!」と思ったのが「グラン クーペ」です。
美しさと機能の両立が良いデザイン
ドアを4枚付けると、どうしてもスタイリッシュ度は下がりがちですが、グラン クーペは違います。「美しさだけでなく、機能も満たさなくては、良いデザインとはいえません」とは、担当デザイナーの言葉ですが、当然のことです。
でも、そうできていないケースが多いので、この言葉には、けっこう強いインパクトを感じました。
グラン クーペは大人4人が楽に乗れます。2組のカップルが誘い合ってパーティにいく……、そんなシーンにもまさにドンピシャではまります。フォーマルなパーティでも、カジュアルなパーティでもOK!です。
グラン クーペの後席は、単にスペース的に「乗れる」だけではなく、閉塞感のまったくない空間感覚をも実現しています。
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