連載
「本物の騎士」を想起させるBMW 640i グラン クーペ:岡崎宏司のクルマ DE トリップ(2/2 ページ)
最近のBMWは本当にカッコいい。特に6シリーズは、カブリオレもクーペもいいのですが、「その上をいく!」と思ったのがグラン クーペです。
グラン クーペは「本物の騎士」を想起させる
320馬力/450ニュートンメートルの3リッター直6エンジンと、8速ATのコンビネーションが生み出す走りも、もちろん文句なしです。乗り心地も上々です。ステアリングはコンフォート系にセットすると「軽め」の方向、スポーツ系にセットすると「重め」の方向になりますが、ともに「軽すぎる」「重すぎる」というところまではいきません。この辺のチューニングも見事です。
強さとエレガンスをともに高い次元で持ち合わせている、例えていえば、戦場に赴けば勇猛果敢に戦い、戦場を離れればあくまでも優雅に振る舞う、そんな、本物の騎士の姿を想い重ねてしまいました。(文&撮影:岡崎宏司)

試乗したのは「M Sport パッケージ」装着車でしたが、サイドシル上のMバッジ、シートのブルーのステッチはインパクト大です。後席シートでも、M Sportブルーのステッチが「特別なモデル」であることを雄弁に物語りますCopyright (c) 2014 PLOTS Inc. All Rights Reserved.
関連記事
- 「クルマ・バイク」インデックス
- 「岡崎宏司のクルマ DE トリップ」バックナンバー
ちょっと怖いくらいにタフ「BMW X6 M」
BMW X6 Mは、見るからにタフそうです。それもハンパじゃありません。しかし、粗さは感じさせず、身のこなしも乗り味も上質に仕上がっているのです。
フェラーリFF、とても新鮮に感じるシューティングブレーク的ルックス
今までにも4シーターのフェラーリはありました。でも、「まともに4人乗れる「4シーター」はこれが初めてです。
BMW 320d(ディーゼル)ってどうよ?
ミドルクラスのセダンで、日本の道路事情にもちょうどいい大きさのBMW 3シリーズ。ディーゼルエンジン特有の「ガリガリ音」はどうなっている?
BMW、旗艦モデルのラグジュアリーセダン「BMW 7シリーズ」
ビー・エム・ダブリューは9月26日、フラッグシップモデルのプレミアムラグジュアリーセダン「BMW 7シリーズ」を発売した。LEDヘッドライトを新たに採用する。価格は1022万円〜。
BMW、新しいV8エンジンを積む「BMW 650i クーペ」と「カブリオレ」
ビー・エム・ダブリューは、「BMW 650i クーペ」と「BMW 650i カブリオレ」を発売した。クーペの価格は1235万円、カブリオレは1330万円。

