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エミレーツ航空のスーパーハブ、ドバイ国際空港秋本俊二の“飛行機と空と旅”の話(3/4 ページ)

エミレーツ航空は2013年8月1日、エアバスA380の運航開始から5周年を迎え、同機の乗客数が1800万人を突破したと発表した。その一大拠点が、アラブ首長国連邦最大の都市にあるドバイ国際空港だ。今回はその“スーパーハブ”を案内しよう。

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各国の旅行者たちが夜明け前に到着

飛行機と空と旅
各国からやってくる旅行者たち。日本からの女性客も目につく

 「この時間にホテルに入っても仕方ないので、空港内でしばらく過ごしてから市内に移動しようと思います」――私と同じ便で日本から到着した女性の2人連れは、そう言ってショッピングエリアに消えていった。

 成田からのエミレーツ航空便は、夜明け前のまだ暗い時間帯にドバイに到着する。しかしその時間でも、ショッピングモールなどは各国からのビジネスマンや旅行者で賑やかだ。どの国でも売っている化粧品や香水、酒類などのほか、ドバイは金が世界一安価で買えることでも知られている。ショーウィンドウにならぶ宝石類や高質な毛皮などの商品は、行き交う人たちの目を引きつけてやまない。欧米やアジアの空港では見られないアラビアンテイストの土産もたくさん売られているので、ウィンドウショッピングだけでも十分楽しむことができる。免税店のカウンターではメルセデスベンツなどの高級車が当たる“宝くじ”が発売されているは、何年か前に日本でも話題になった。

飛行機と空と旅
成田を22時に発つEK319便は夜明け前にドバイに到着

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