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新装オープン!「デルタ航空博物館」に行ってみた秋本俊二の“飛行機と空と旅”の話(4/4 ページ)

アトランタ国際空港に隣接する「デルタ航空博物館」が、2014年6月にリニューアルオープンしたのをご存じだろうか。飛行機好きなら絶対楽しめるこの広大な博物館はまさに「体験」「発見」「感動」の連続。航空写真家・チャーリィ古庄氏と2人でたっぷり堪能してきた。

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憧れの機長席に座り、45分間のパイロット体験

 博物館には100席以上を設置できるイベントスペースと、ロッキードL-1011の胴体を使用した会議室なども併設されている。また一般の人たちに大人気なのが、ボーイング737-200フルモーション・シミュレーターの体験コーナーだ。

 専属スタッフから10分程度のレクチャーを受け、憧れの機長席へ。5点式シートベルトで身体を固定、エンジンを始動する。フラップを操作し、スラストレバーを押し出すと、強烈な加速感が背中に伝わってきた。「VR!」の合図で操縦桿を手前に。身体に感じていた振動がふっと途絶える。離陸の瞬間だ。その後、高度4000フィートまで上昇し、ターンして引き返した。

 米国内で唯一、一般公開されているこのフルモーション・シミュレーターは、デルタ航空のパイロット訓練に実際に使用されたもの。料金は1〜4名での利用で395ドル(税別)。離陸から着陸まで45分程度の、手に汗握る体験だった。


デルタ航空のパイロット訓練で実際に使用した737-200フルモーション・シミュレーター

機長席に座ってエンジンを始動し高度4000フィートまで一気に上昇する

ジェット化の幕開けとなったコンベア880の機首部分も展示

ロッキードL-1011の胴体部分は貸し出し用の会議室に

広大なスペースは100席以上を設置できるイベント会場としても利用されている

プロペラ機時代のらジェット機時代へタイムトンネルを通って移動

DC-9の尾翼の奥はデルタ航空グッズなどを販売するショップに

貨物用コンテナを使ってL-1011の当時の機内の様子を説明

ルイジアナ州にあったデルタ航空初代本社の建物を再現

宣伝で市内をまわっていたナンバー付のミニには主翼や垂直尾翼もある
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