ウィンドウのタイトルバーが画面外に出てしまい、移動できなくなった時は、このワザを使って移動させよう。
ウィンドウを操作していると、まれにタイトルバーが画面の外に出てしまい、ウィンドウをドラッグしようにもできなくなることがある。不要なウィンドウであれば[Alt]+[F4]などで閉じてしまえばよいが、表示されている内容を引き続き参照したい場合は、なんとか画面内に戻そうと四苦八苦する羽目になる。
タイトルバーが画面外にある場合、右クリックに上下左右キーを組み合わせれば、タイトルバーが見えていなくても、ウィンドウを任意の位置に移動させることが可能だ。手順としては、まずタスクバーに表示されている該当ウィンドウのアイコンを右クリックし、「移動」を選択。あとは上下左右キーを使い、タイトルバーが見えるところまで、ウィンドウを移動させればOKだ。
このほか、デスクトップの解像度を一時的に変更することで、強制的にウィンドウの位置をリセットするという方法もある。特に、マルチディスプレイを使用していて、ウィンドウがどこに行ったか分からなくなったという場合に有効だ。ディスプレイの解像度に依存する上、万能というわけではないのだが、奥の手として知っておくといいかもしれない。
もう1つ、以前にも紹介したソフト「ぴたすちお」を使い、そもそもウィンドウが画面の外に出るのを禁止してしまう方法もある。ただしこの場合は、ちょっと邪魔なウィンドウを半分だけ画面外に出す、といったこともできなくなってしまうのがデメリットだ。ともあれ、知っておいて損にはならないだろう。
方法 | やり方 |
---|---|
上下左右キーで移動する | タスクバーに表示されている該当ウィンドウのアイコンを右クリックして「移動」を選択 |
ウィンドウの位置をリセットする | 画面解像度を変更する |
ウィンドウが画面外にでるのを禁止する | ソフト「ぴたすちお」を使う 無料、対応OS:Windows 2000/XP |
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.