デスク下で脱いだ靴の“バラバラ”事件も即解決――足置きになる収納ワゴン仕事耕具

デスク下の足元で脱いだはずの靴が行方不明になったことのある人、快適な足の置き場が欲しい人、さらに床に直接カバンを置きたくない人に朗報だ。「足元収納ワゴン」がこれらを一挙解決し、デスク下の狭小空間をあっという間に快適スペースへと導く。

» 2008年02月18日 21時19分 公開
[豊島美幸,ITmedia]

 狭いオフィスの中でも、意外に空きスペースはある。最も身近なデッドスペース“机の下”に着目したのが「足元収納ワゴン」。デスク下にちょうど収まる高さで、足元からのスペースを目いっぱい活用しているのが特徴だ。シグマA.P.Oシステムが2月中旬に7980円で発売する。ワゴンを使ってさまざまなものを収納するPUXシリーズの最新作となる。

デスク下に収まるコンパクトサイズ。470×320×600ミリ(幅×奥行き×高さ)。重さは4キログラム。本体はスチール製、足置きは樹脂製、カバンを入れる収納部は緑色のコットン製
ご覧のように靴入れのフタ(足置き部分)はオープンになる。このときは足を置くことができない

 「足元収納ワゴン」の上部はカバン収納部で下部は靴入れ。靴入れのフタを閉じれば、フタが足置きになる。その名の通りこれ1台でバラバラになりがちな靴も、かさばるカバンも、さらには“足”も収まる収納上手だ。高さは一般的なワーキングデスクの700ミリにちょうど収まる600ミリ。ロッカーが置けないオフィスでもスペースをとらず、ワゴンごと収納できるコンパクトな造りだ。

 ただしフタを閉めた状態では、靴入れの高さが最大115ミリ。そのためヒールの高い靴や背の高いブーツなどを靴入れに載せるには、フタを開けなければならないから足置きとしては使えない。また、ワゴン自体の高さや足置きの角度も変えられないのが難点だ。

 そうは言っても、床の上に脱いだはずの靴が行方不明になり、机の移動や年末の大掃除のときに出てきた経験のある人や、快適な足置きが欲しかった人、あるいは床に直接カバンを置くのに抵抗があるももの、仕方がなく置いていた人にはやはりウレシイだろう。

 しかも足置きにマットが敷いてあるから直接足を置いても寒くない。カバンの収納部が後ろのフレームで固定してあるため、手前に垂れてきて足に当たる心配がないなどの配慮がされている。

 オシャレは足元からとはよく言うが、スッキリとした机周りで快適な仕事を目指すなら、まずは足元の整理整頓から始めてはどうだろうか。

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