中国人に聞く、日本で食べたいモノ「とんかつ」が上位

» 2015年09月16日 16時15分 公開
[ITmedia]

 日本政府観光局(JNTO)の発表によると、2015年1〜7月の訪日客数は前年同期比46.9%増の1105万8300人(推計)。「爆買い」という言葉が定着するほど中国人が日本を訪れているが、日本ではどのようなモノを食べ、どこに行きたいと考えているのだろうか。

 中国の上海在住の人に、日本へ旅行する場合、どのようなモノを食べたいですかと聞いたところ「寿司」(85.0%)と答えた人が最も多く、次いで「刺身」(77.0%)、「とんかつ」(49.0%)であることが、ネオマーケティングの調査で分かった。世帯年収別にみると、20万元以上(約380万円)の59.5%は「とんかつ」、15万元〜20万元の60.0%は「魚料理」、15万元以下(約280万円)は「ラーメン」(50.0%)と世帯年収によって違うことが分かった。

日本へ旅行する場合、どのようなモノを食べたいですか? (出典:ネオマーケティング)

行ってみたい日本の観光地・レジャー施設

 行ってみたい日本の観光地・レジャー施設を聞いたところ、「東京ディズニーランド・東京ディズニーシー」(65.0%)がトップ。男女別でみると、男性の2位に「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン」「東京国立博物館」(いずれも28.1%)がランクインした。一方の女性は、3位に「沖縄美ら海水族館」(32.6%)が入った。

行ってみたい日本の観光地・レジャー施設(出典:ネオマーケティング)

 日本でどのような体験をしたいか尋ねたところ「和食の料理体験」(71.0%)がトップ。次いで「茶道体験」(57.0%)、「伝統工芸品のものづくり体験」(52.0%)と続いた。また、買ってみたいお土産は「化粧品」(59.0%)、「カメラ・ビデオ」(52.0%)、「家電製品」(38.0%)が上位に並んだ。

 インターネットを使った調査で、日本に3年以内に行ったことがある上海在住の男女100人が回答した。調査期間は8月24日から26日まで。

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