(出典:全研本社)
仕事をしていて、つい愚痴を言いたくなる人も多のでは。働いている男女に、仕事に対して愚痴はありますかと聞いたところ、95.7%が「ある」と回答していることが、全研本社の調査で分かった。
「愚痴がある」と答えた人に、どうやって愚痴を処理しているのかを聞いたところ「家で家族に話す」(33.6%)がトップ。次いで「時間外に友人に話す」(20.9%)、「社内で同僚に話す」(10.9%)と続いた。「どちらかというと、発散のはけ口は内部より外部に持っていく傾向が強い」(全研本社)。既婚者は26%なので、配偶者というよりは、親や兄弟に愚痴を吐いている人も多いようだ。ちなみに、愚痴を吐き出す方法について「ない」と答えた人は8.5%いた。
かつて愚痴の発散方法は「趣味」で……といった意見も多かったと思うが、この調査で「趣味」と答えたのはわずか1.5%。「最近のストレス発散事情は、いろいろな意味で『うち』にこもり気味なのかもしれない」(同社)
(出典:全研本社)
インターネットを使った調査で、10〜40代の働く男女745人が回答した。調査期間は9月9日から10月19日まで。
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