たばこ「メビウス」、10円値上げして440円に 4月1日から

[ITmedia]

　日本たばこは1月22日、紙巻きたばこの主力ブランド「メビウス」（旧マイルドセブン）を4月1日から10円アップの1箱440円とする値上げの認可を財務相に申請した。

　メビウスの全35銘柄について、現行の1箱430円を440円に値上げする。マイルドセブン時代を含め、消費税などの増税時と異なる時期に価格を引き上げるのは1985年の民営化後初めてという。

　たばこの販売本数は減少傾向にあり、コスト削減などに努めているが、「よりお客様にご満足いただくための品質の向上やサービスの提供を行っていくため」と説明している。

2013年にブランドを変更していた

　また「わかば」や「エコー」「ゴールデンバット」など旧3級品の6銘柄についても、4月に特例税率が廃止されるのに伴い値上げする。わかばは30円アップの290円、ゴールデンバットは50円アップの260円など。