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» 2016年05月27日 13時08分 UPDATE

会議室はいらない! 通路は狭い方がいい! 異色集団チームラボが考えるオフィス空間とは (1/5)

会議室を作らない、ホワイトボートもいらない、通路はできるだけ狭く――。モノ作りに適した空間を作るためにこだわり抜いたチームラボのオフィスを紹介する。

[ITmedia]

 会議室は作らない。ホワイトボートもいらない。通路はできるだけ狭く、壁は全体的に黄色く、いすの種類はバラバラ――。

 こんな“常識外れ”のオフィスで活動する企業がある。デジタルを中心としたアート作品の制作や、さまざまな企業のオフィス空間デザインを手掛けるチームラボだ。

 同社はプログラマーやエンジニア、Webデザイナーから、建築家、CGアニメーター、絵師、数学者までいる異色の集団。一見“常識外れ”のオフィスだが、個性的なスタッフが創造性を発揮できるよう、議論を重ねて作り上げられた空間なのだ。

 例えば、チームラボのオフィスには会議室は存在しない。社内の会議も、顧客との打ち合わせも、全て同じオープンスペースで行う。ディスカッションをオープンな場で行うことで、興味を持った人が気軽に参加して発言できるようにしている。実際、「違う席にいたメンバーが突然機論に参加したりする」こともあり、活発な議論で創造性を高める狙いがある。

photo 社員全員がオープンスペースで会議をする

 カラフルな壁の色にも理由がある。コミュニケーションを活発にさせたい場所では黄色やオレンジを、冷静に臨みたい場所には青色を──と、色彩心理学の知見を生かしている。

photo 黄色やオレンジは、気軽に会話が生まれる雰囲気を作れるのだという

 通路にも仕掛けがある。社員が通る通路をあえて狭くして、コミュニケーションを誘発させるようとしているのだ。「オフィス内でコミュニケーションが活発におこり、専門分野の違う人が、会議以外でも会話をして、ともに考え、発想する環境を作ることを重要視している」(同社)という。

 モノ作りに適した空間とは? 工夫を凝らした同社のオフィスを紹介する。

photo コミュニケーションを誘発させるため通路をあえて狭くした
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