カルビーは10月28日、ヒット商品開発のための新拠点「Calbee Future Labo(カルビー フューチャー ラボ)」を広島県広島市に開設したと発表した。既に10月11日から業務を始めている。広島は同社の創業の地。
新拠点は「社外との協業」をキーワードに掲げ、立ち上げメンバー7人のうち4人をリクルートなど社外の異業種から招へいした。そのほか社外のサポーターも募集して、企画などに参加できるようにする。ここでの当面の業務は商品企画開発が中心だが、生産および販売についても社内外と連携してアイデアを生み出していく予定だ。
新拠点開設に伴い、今後カルビーでは主力のスナック菓子に限らず、食品事業分野全般の商品開発や製造で異業種との協業を推進したい考えだ。
昨今、企業の垣根を超えたアイデア会議や商品開発プロジェクトなどの拠点は増えている。例えば、ECサービスのアスクルがマーケティング施策などを議論する「LOHACO ECマーケティングラボ」を立ち上げ、約100社が参画している。
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