アウディジャパンは1月26日、コンパクトカー「A3」と「S3」をマイナーチェンジし、発売した。車間距離と速度を一定に保つアダプティブクルーズコントロール(ACC)などを全車標準装備としたほか、一部グレードでは独自の燃焼方式を採用した新エンジンを搭載する。価格は293万円(税込)から。
5ドアの「A3/S3 Sportback」、4ドアの「A3/S3 Sedan」をそれぞれ5モデル販売する。
ACCや自動ブレーキ機能を備える「アウディプレセンス フロント」を全モデルで標準装備。quattroモデル(4WD)には、新しい燃焼方式「Bサイクル」を採用した新エンジン(190PS)を発揮する直列4気筒ターボ「2.0 TFSI」を採用する。低中負荷時にはミラーサイクル、高負荷時には通常のバルブタイミングとすることで、出力・トルクと燃費を両立したという。
新たに設定した「sport」モデルでは、ホイールを17インチにアップし、車高を15ミリ下げている。また、メーター部分を多機能ディスプレイで表示する「バーチャルコックピット」を選択できるようにした。
スポーツモデル「S3」では、直列4気筒ターボエンジンのパワーを従来の210キロワット(285PS)から213キロワット(290PS)に引き上げ、トランスミッションを従来の6速から7速に変更した。
現行A3/S3 Sportbackは2013年9月、A3/S3 Sedanは14年1月に発売。1996年の初代発売以来、A3シリーズ(S3、RS3含む)の世界累計販売台数は400万台を超えている。
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