アウディ「A3」マイナーチェンジ ACCを全車標準装備プレミアムコンパクトカーに新型

» 2017年01月26日 17時46分 公開
[ITmedia]

 アウディジャパンは1月26日、コンパクトカー「A3」と「S3」をマイナーチェンジし、発売した。車間距離と速度を一定に保つアダプティブクルーズコントロール(ACC)などを全車標準装備としたほか、一部グレードでは独自の燃焼方式を採用した新エンジンを搭載する。価格は293万円(税込)から。

photo 新型「A3」「S3」

 5ドアの「A3/S3 Sportback」、4ドアの「A3/S3 Sedan」をそれぞれ5モデル販売する。

 ACCや自動ブレーキ機能を備える「アウディプレセンス フロント」を全モデルで標準装備。quattroモデル(4WD)には、新しい燃焼方式「Bサイクル」を採用した新エンジン(190PS)を発揮する直列4気筒ターボ「2.0 TFSI」を採用する。低中負荷時にはミラーサイクル、高負荷時には通常のバルブタイミングとすることで、出力・トルクと燃費を両立したという。

photo A3 Sportback
photo A3 Sportback
photo バーチャルコックピットがA3として初めて選択できるようになった

 新たに設定した「sport」モデルでは、ホイールを17インチにアップし、車高を15ミリ下げている。また、メーター部分を多機能ディスプレイで表示する「バーチャルコックピット」を選択できるようにした。

photo A3 Sedan
photo A3 Sedan

 スポーツモデル「S3」では、直列4気筒ターボエンジンのパワーを従来の210キロワット(285PS)から213キロワット(290PS)に引き上げ、トランスミッションを従来の6速から7速に変更した。

photo S3 Sportback
photo S3 Sportback

 現行A3/S3 Sportbackは2013年9月、A3/S3 Sedanは14年1月に発売。1996年の初代発売以来、A3シリーズ(S3、RS3含む)の世界累計販売台数は400万台を超えている。

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