お台場に「3面映画館」オープン 第1弾は「パイレーツ」リアルな臨場感・没入感

» 2017年06月01日 17時43分 公開
[ITmedia]

 ユナイテッド・シネマは、同社が運営する映画館「ユナイテッド・シネマ アクアシティお台場」(東京都港区)に、正面と左右の計3面にスクリーンを配した上映システム「ScreenX」を導入すると発表した。

 同映画館の13番スクリーンに導入予定で、開業予定日は7月1日。

photo お台場にオープンする“3面映画館”のイメージ

 第1弾として、同日からジョニー・デップ主演の人気シリーズ最新作「パイレーツ・オブ・カリビアン 最後の海賊」(配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン)をScreenXで上映する。鑑賞料金は、通常の鑑賞料金プラス700円(税込)を予定している。

photo 対象映画は「パイレーツ・オブ・カリビアン」の新作だ

 ScreenXは、観客の正面だけでなく、両側面のスクリーンにも映像を投影する点が特徴。場面によって、映像を正面スクリーンのみに投影するシーンと、両側面にも投影するシーンに分かれるという。画面を左右に広げることによって、映画にさらなる抑揚と臨場感をもたらす効果があるとしている。

photo “3面映画館”の仕組み

 同システムの開発元は、韓国CJ CGV。2015年に韓国で導入されて以降、17年2月現在で中国や米国など世界の108カ所の映画館で使用されているという。

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