東急レクリエーション、東京急行電鉄、東急エージェンシーは3月7日、2014年末に閉館した東京・新宿の映画館「新宿 TOKYU MILANO」(東京都新宿区)跡地に、VR(仮想現実)などの最新技術を体験できるエンターテインメント施設「VR ZONE Shinjuku」を今夏にオープンすると発表した。
建物は、西武新宿駅の東に位置する歌舞伎町の2階建て。施設運営はバンダイナムコエンタテインメントが担当し、同社が16年4月〜10月にかけて「ダイバーシティ東京 プラザ」(東京都江東区)で運営していたVR施設「VR ZONE」と同様の店舗形態になるという。
施設では、ロボットアクションやホラー、スポーツなど数種類のVRコンテンツを体験できる。1プログラム当たりの体験時間は6〜12分で、利用料金は700〜1000円程度を見込んでいる。
新宿区、地元商店街、東急グループなどが「歌舞伎町を誰もが安心して楽しめるまちに再生する」というテーマを掲げて進める都市計画「歌舞伎町ルネッサンス計画」の一環。
ただ、VR施設は計画の骨子が固まるまでの暫定措置。内容次第では今後1〜3年以内に営業を終了し、宿泊施設などに建て替えて観光拠点として活用する可能性があるという。
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