東京モノレールと東日本旅客鉄道(JR東日本)は6月6日、東京モノレール羽田空港線とJR山手線・京浜東北線の乗り換えをスムーズにするため、結節点である浜松町駅構内の乗り換え連絡通路を2018年3月に相互通行化すると発表した。
訪日外国人客の増加や、2020年の東京五輪の開催を踏まえ、羽田空港から首都圏の各方面に移動する乗客の利便性をより向上する狙いがある。
現在の浜松町駅構内の連絡通路は、JRからモノレールへの乗り換えのみ可能な一方通行。モノレールからJRに乗り換える場合は迂回(うかい)する必要があり、乗客の負担となっている。
計画では、連絡通路を相互通行化するほか、現在は分かれている改札口を「乗り換え専用改札」として統一する予定。乗客はモノレールとJRを同一フロアでスムーズに乗り換えられるため、移動に要する時間と負担を軽減できるという。
東京モノレールは今後、連絡通路の幅を拡大する工事も実施し、さらなる混雑の緩和と乗客の利便性向上を図っていくとしている。
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