アマゾンジャパン(Amazon.co.jp)は6月28日、ボタンを押すだけで特定の日用品を注文できるIoT(モノのインターネット)デバイス、「Dash Button(ダッシュボタン)」のラインアップを拡充したと発表した。新たに追加したブランドは約70種類で、選択できる商材は計1000種類以上に広がった。
追加された商品カテゴリーは、アルコール飲料、菓子類、サプリメント、掃除用品など。これにより、サントリーの「ザ・プレミアム・モルツ」、サッポロビールの「黒ラベル」など人気の飲料が購入可能になった。
2016年12月の発売当初から人気の、日用品や飲料のカテゴリーも拡充。P&Gの柔軟剤入り洗剤「ボールド」や大塚製薬のスポーツドリンク「ポカリスエット」も追加された。
ダッシュボタンは、Amazonプライム会員のみ購入できる小型IoTデバイス。発売当初は約40ブランド・約700種類の商材に対応していた。
無線LAN経由でインターネットに接続し、ボタンを押すだけで注文が行えるため、PCやスマートフォンの画面を立ち上げる、ログインをする、商品を検索する――などの手間を解消できる点が特長。商品が届くまで、何度ボタンを押しても1回分の注文しか受理されないため、意図しない重複注文を防ぐことも可能。
価格は500円(税別)だが、同デバイスを使用して商品を購入した場合、初回注文の金額から500円が割り引かれるため、実質的には無料となる。
ブランドごとに1つのボタンが割り当てられており、現在最も人気のボタンは「ヨーグリーナ」「南アルプスの天然水」などが注文できる「サントリー天然水」(サントリー)という。
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