なぜ若者が「編み物」にハマるのか カフェでは“編み活”、毛糸売上は2年で6倍(1/5 ページ)

» 2026年03月08日 08時30分 公開
[小林香織ITmedia]

 最近、コメダやスターバックスなどのカフェで編み物をする人が増えている。「編み活」と呼ばれ、特に若い女性が熱中しているようだ。

ワンフロアで約8000種類の毛糸をそろえる「新宿オカダヤ本店」(筆者撮影)

 手芸用品などを扱うオカダヤ(東京都新宿区)の齋藤和妙氏(営業1部 営業推進グループ)によると、2024年の秋冬に「編み物」が爆発的な人気となり、そのブームは今も続いているという。「新宿オカダヤ本店では約8000種類の毛糸を扱っています。同店での2025年の毛糸の売上高は、2023年比で約6倍、前年比で約2倍に増加しました」(齋藤氏)

手芸ブランド「クチュリエ」では、「手作りキット」が売れている(フェリシモ提供)

 手芸ブランド「クチュリエ」を展開するフェリシモ(神戸市)でも、編み物の「手作りキット」がヒットしている。2025年度の編み物関連商品の売上高は、2023年度比で約1.9倍に拡大。中でも、初心者向けの「はじめてさんのきほんのき かぎ針モチーフ編み」は、2023年度比で新規顧客数が約11倍に増えた。

 なぜ、これほど編み物が注目され、ブームが続いているのか。国内最大級の毛糸の品ぞろえを誇る新宿オカダヤ本店を訪れると、意外な光景を目にした。

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