ANAのサービスに、「席すら選べなくなったのか」 新料金体系が物議をかもしてしまった、納得のワケ(1/3 ページ)

» 2026年06月09日 05時00分 公開
[山口伸ITmedia]

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著者プロフィール

山口伸

経済・テクノロジー・不動産分野のライター。企業分析や都市開発の記事を執筆する。取得した資格は簿記、ファイナンシャルプランナー。趣味は経済関係の本や決算書を読むこと。 X:@shin_yamaguchi_


 ANAは5月19日搭乗分から国内線の新しい料金体系を導入した。エコノミークラス、ファーストクラスの双方で「シンプル」「スタンダード」「フレックス」の3タイプを導入。タイプによって予約期間や手荷物の量、座席指定の可否などが変わる仕組みだ。

 特に座席指定の可否については、対応を疑問視する意見も多い。ANAは4月に上級会員制度(ステータス制度)の変更を発表した際にもSNSで賛否両論が寄せられたが、今回の新料金体系導入も話題を呼んでいる。新料金体系の特徴とその狙いを解説していく。

出所:ゲッティイメージズ

特に物議をかもしているのは……

 新料金体系の3クラスは安い方から順に「シンプル」「スタンダード」「フレックス」となっている。前者2つは前日までに予約する必要がある一方、フレックスは搭乗当日の購入が可能だ。

 予約変更に関してはシンプルが不可、スタンダードは有料、フレックスの場合は無料で対応している。また、無料となる手荷物許容量はシンプルが23キロの手荷物1個までに対し、後者2つは2個まで可能だ。

ANAが導入した新料金体系(出所:同社公式Webサイト)

 特に話題を呼んでいるのが事前座席指定で、シンプルの場合は基本的に不可(24時間前から可能)である。家族連れの場合、予約する時点で席を選べないため、席が分散してしまう可能性がある。

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