米MicrosoftがWindowsシリーズにデフォルトで搭載している描画ソフト「ペイント(Paint)」が、今後のアップデートで削除される可能性があることが7月25日分かった。1985年発売の「Windows 1.0」から32年にわたって親しまれてきたアプリだけに、ネット上では驚きの声が上がっている。
Microsoftは今秋にWindows 10の大規模アップデート「Fall Creators Update」をリリースする予定だが、削除または非推奨となる22の機能のうちに「ペイント」が含まれていた。
非推奨とは、将来のバージョンで削除される可能性があるということを意味している。ただ、「ペイント」の主だった機能は今春のアップデートで追加された「ペイント 3D(Paint 3D)」に統合されている上、今後「ペイント」がプリインストールされなくなっても、Windows Storeから利用できるようになるという。
その他にも、「3D Builder app」「Outlook Express」「Reading List」などが削除される見通しだが、いずれも代替となる機能を提供済み。
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