セブン-イレブン、麦茶5400本を自主回収 乳成分が混入製造過程中の人為的ミス

» 2017年07月26日 11時26分 公開
[ITmedia]

 セブン-イレブン・ジャパンは7月25日、「セブンプレミアム 麦茶 1L」を自主回収すると発表した。製造元の協同乳業(東京都中央区)で製造過程中に人為的ミスがあり、一部商品に本来含まれていない乳成分が混入したため。

 商品を購入した顧客から「お茶が濁っている」という指摘があり、混入が発覚したという。

photo セブンプレミアム 麦茶 1L

 回収の対象となるのは、2017年7月21日〜24日にかけて、岡山県、広島県、島根県、鳥取県、山口県、徳島県、香川県、愛媛県、高知県のセブン‐イレブン店舗約1600店で販売された計5400本。

 該当する商品を購入した顧客は、広島協同乳業(広島県山県郡)に商品を料金着払いで送ることで、購入代金が返金される。

photo 製造元・協同乳業の公式サイト

 セブン-イレブン・ジャパンと協同乳業によると、現時点では顧客からの健康被害の申し出はないという。ただ、乳はアレルギー成分であるため、安全性確保の観点から回収を実施するという。「今後はより一層の品質管理の徹底に努めていく」としている。

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