米玩具販売店大手のToys R Us(トイザらス)が破産を申し立てる可能性を米CNBCなどが報じた。2018年に負債約440億円の返済期限が迫っており、これを整理するため、大手法律事務所と契約したという。
CNBCテレビによると、トイザらスは同法律事務所で企業再建に携わる弁護士と協力し、経営改善に取り組む方針という。再建の進み具合によっては、破産を申請する可能性もあるという。
CNBCはトイザらスが不振に陥った原因として、小売りチェーン世界最大手の米Wal-Mart Storesや、米Amazonなどインターネット通販(EC)事業者の発展を指摘している。
トイザらスは不振の影響などにより、観光スポットとして人気を集めていた米ニューヨークの旗艦店を2015年12月に閉店。2017年度第1四半期には約178億円の最終赤字を計上している。
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