トヨタ、新型「クラウン」コンセプトモデルを披露へ18年夏ごろ発売

» 2017年10月04日 14時04分 公開
[ITmedia]

 トヨタ自動車は10月4日、新型「クラウン」のコンセプトモデルを東京モーターショー(10月25日〜11月5日、東京ビッグサイト)で初披露すると発表した。市販モデルは2018年夏ごろに発売する予定。

photo CROWN Concept
photo CROWN Concept

 クラウンは1955年に初代が発売された、トヨタブランドの最上級車種。現行モデルは2012年に発売された14代目。

 新型を予告するコンセプトモデル「CROWN Concept」は、TNGA(Toyota New Global Architecture)に基づきプラットフォームを一新するなど、ゼロから開発。ドイツ・ニュルブルクリンクで走行テストを実施し、意のままに操れるハンドリング性能と、あらゆる状況で目線のぶれない走行安定性を実現しているという。

 コンセプトモデルのサイズは4910(全長)×1800(全幅)×1455(全高)ミリ(ホイールベース2920ミリ)、定員は5人。

 「つながるクルマ」の本格的な実現に向け、車載通信機から取得するデータを活用し、故障や整備を予知するリモート診断や、渋滞の削減、車同士がつながることによる安全技術などに取り組む。市販モデルも車載通信機は全車標準装備するという。

photo 現行のクラウン

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.