バンダイナムコホールディングスは11月7日、2018年3月期第2四半期(17年4〜9月)決算に伴い、IP(知的財産)別売上高を発表した。1位はスマートフォン向けゲームアプリ「ドラゴンボールZ ドッカンバトル」が大ヒットしている「ドラゴンボール」。定番の「スーパー戦隊」「仮面ライダー」「プリキュア」といった日曜日朝の「ニチアサ」IPも、いずれも前年同期の実績を上回る好調ぶりを見せた。
決算説明資料によると、同社は国内の定番IPの強化を図っており、「仮面ライダー ビルド」の玩具は「平成ライダー史上最高の立ち上がり」。「宇宙戦隊キュウレンジャー」「キラキラ☆プリキュアアラモード」は年末年始に向け積極展開するという。
通期の売上高は、「仮面ライダー ビルド」が220億円、「宇宙戦隊キュウレンジャー」が253億円、「キラキラ☆プリキュアアラモード」は80億円を見込む。「プリキュア」シリーズは15年3月期以降落ち込みを見せていたが、復調傾向と言えそうだ。
10月からは、テレビ朝日の番組編成改編に伴い、「スーパー戦隊」「仮面ライダー」シリーズの放送時間が変更している。下半期は、この時間帯変更がバンダイナムコホールディングスのIP売り上げに与える影響が注目される。
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