調査リポート
» 2017年12月05日 16時10分 公開

「欅坂46」など台頭:恒例「オタク市場」調査 新スター登場でアイドル市場は拡大

矢野経済研究所が恒例の「オタク市場」調査結果を発表。アイドル市場は「ジャニーズ」「AKB48」が支えるとともに、新スターの台頭もあり、拡大傾向にある。

[ITmedia]

 矢野経済研究所が12月5日、恒例の「オタク市場」調査結果を発表した。そのうち、2016年度の。「ジャニーズ」「AKB48」グループのファン層が市場を支えるとともに、新しいグループの台頭で市場は拡大傾向にあり、17年度は12.3%増の2100億円への拡大を予測している。

 16年度には、女性アーティストの初シングルとして歴代1位の売り上げ枚数を記録した「欅坂46」などの登場がある。

「オタク市場」調査結果、アイドル市場は大きく成長

 市場が拡大傾向にあるのは、ボーカロイド(4.2%増の96億円)、トイガン・サバイバルゲーム(3.0%増の203億円)で、17年度も成長を予測。ボーカロイドは「初音ミク」を始めとするキャラクターの一般認知が進み、食品やアパレル商品への使用も増えており、ライブ活動も大規模化。またトイガン・サバイバルゲームは、新規ユーザー層の開拓やリピート需要も見込まれている。

 一方縮小傾向にあるのが、コスプレ衣装やアダルトゲーム。コスプレはハロウィーンの習慣や趣味として定着してきているが、低価格化が急速に進行したことで縮小。アダルトゲームはダウンロード販売は増えてはいるものの、パッケージ販売を補完するまでには育っておらず、今後も縮小に歯止めがきかなそうだ。

 恋愛ゲームやボーイズラブも伸び悩む。主に女性ユーザーによって成長してきたが、新規ユーザー数の頭打ち感や電子書籍による低価格化などが大きな影響を与えている。

オタク市場の主要15ジャンル

 調査期間は9〜10月。各ジャンルの関連商品を扱う事業者や業界団体に、直接面談、電話・FAXのヒアリング、インターネット調査、文献調査などを行った。

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