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» 2017年12月12日 08時40分 公開

「シリコンバレー式 自分を変える最強の食事」:ファミマ「バターコーヒー」登場 改めて読む「最強の食事」

ファミリーマートが「バターコーヒー」を発売。ブームの火付け役である「シリコンバレー式 自分を変える最強の食事」を改めて読んでみよう。【訂正】

[青柳美帆子,ITmedia]

 ファミリーマートが12月5日、チルドカップコーヒー「バターコーヒー」を発売した。いつものように会社ビル1階にあるファミリーマートに立ち寄った記者は、その新商品を見て「あっ、これは……」と思わず声が出そうになった。17万部突破のベストセラー「シリコンバレー式 自分を変える最強の食事」(ダイヤモンド社/税込1728円)で紹介されていた「完全無欠コーヒー」そのものだったからだ。

「バターコーヒー」を一躍有名にした「シリコンバレー式 自分を変える最強の食事」

 「最強の食事」は、シリコンバレーの起業家、デイヴ・アスプリー氏の食事法をまとめた本だ。30代で成功した代わりに、体重は140キロに達し、健康を害したというアスプリー氏は、自分の身体を実験体にして「完全無欠ダイエット」を開始した。さまざまな研究論文を読み、その知識を自ら検証(「バイオハック」と称している)することで、食品や生活習慣が身体に及ぼす影響を見つけ出した――という。検証のために使った費用は30万ドル(3000万円以上)で、50キロの減量に成功した。

 さまざまな「バイオハック」の成果を紹介しており、「脂肪を食べても太らない」「朝ヨーグルトを食べると太る」といった食事法のほか、睡眠法や運動法についても触れる。しかし本書で最も有名になったのは、冒頭で述べたバターコーヒーだ。アスプリー氏はパフォーマンスを最大化する「ベストの朝食」として、チベットのバター茶から想起したコーヒーを紹介。グラスフェッド(牧草だけで育った牛)バターとMCTオイル(ココナッツから抽出したオイル)を加えてよく混ぜ合わせたコーヒーを「完全無欠コーヒー」と名付け、減量効果のみならず生産性向上もあるとうたった。

 バターコーヒーは本書によって大きな注目を浴び、日本にも“上陸”。2017年6月にバターコーヒー専門店が東京・代々木駅前にオープンするなど、実店舗で手に入れる機会も生まれてきた。ここで大手コンビニエンスチェーンのファミリーマートが全国でバターコーヒーを販売することで、一気に知名度が上がることが予想される。

全国ファミリーマートで発売中の「バターコーヒー」。販売者はドトールコーヒー

 ちなみに、記者もバターコーヒーを飲んでみた。販売者はドトールコーヒーで、飲み口は脂っこくなくゴクゴクと飲める。本の中では「朝の飲用後5〜6時間は食欲がオフになる」と書いてあるが、朝9時に飲んで午後1時ごろには空腹を感じる。ここで牛丼やスイーツの欲望に負けない人間が減量に成功するのだと思う。

【訂正:2017年12月18日午後6時1 初出で「RIZAPコラボ商品」としておりましたが、誤りでした。該当箇所を修正しました】

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