電車内での「迷惑行為ランキング」、1位は……?「化粧」「飲食」などランクイン

» 2017年12月22日 13時09分 公開
[ITmedia]

 電車内で乗客が「迷惑だ」と感じる行為は、「騒々しい会話・はしゃぎ回り」(33.2%)が9年連続でトップ――日本民営鉄道協会の調査でこんな結果が出た。2位は「座席の座り方」(31.1%)、3位は「荷物の持ち方、置き方」(29.8%)だった。

photo 満員電車ではトラブルを見かけることも多い(画像はイメージです)

 「ヘッドホンからの音漏れ」(6位)、「車内での化粧」(11位)、「床に座る」(12位)、「混雑した車内での飲み食い」(13位)――などもランクインした。

 「座席の座り方」の中で特に迷惑な行為は、足を広げるなど「詰めて座らない」が64.4%でトップ。「足を伸ばす・組む」(19.4%)、「お年寄りや体の不自由な人に座席を譲らない」(4.5%)などを嫌がる人も多かった。

 「荷物の持ち方、置き方」で最も迷惑とされたのは、「背中や肩のリュックサック・ショルダーバッグなど」(55.2%)。満員電車などでこうした荷物がぶつかり、邪魔だと感じる人が多いようだ。「床に置かれた荷物」(12.2%)、「座席に置かれた荷物」(11.2%)を迷惑だとする意見も挙がった。

photo 電車内での「迷惑行為ランキング」

 同協会は、迷惑行為の5位に入った「乗降時のマナー」にも注目。「乗降時などに扉付近から動かない」(43.2%)、「降りる人を待たずに乗り込む」(23.5%)といった行為も、他の乗客に不快感を与えやすいとしている。

 調査は10月1日〜11月30日にかけて、同協会の公式Webサイト上で実施。2419件の回答を得た。

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