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» 2018年01月29日 12時53分 公開

レンタルした顧客の対応は困難:「はれのひ」破産管財人が電話相談開始 振り袖の返還進める

「はれのひ」破産管財人の増田尚弁護士が電話相談窓口を開設。購入者が明らかになった振り袖の送付を早急に進める。18年の成人式用の着物の返還を優先し、19年以降の着物は多少の時間を要するという。

[ITmedia]

 振り袖販売・レンタル会社「はれのひ」が成人の日に予告なく営業を取りやめ、晴れ着を着られない新成人を続出させた問題で、破産管財人の増田尚弁護士が1月29日、保管中の振り袖を持ち主に返還するための電話相談窓口を開設した。

photo 26日の会見で事態を説明するはれのひの篠崎洋一郎社長

残る着物は1200着

 はれのひは26日に横浜地裁から破産開始決定を受けており、負債総額は約11億円に上る見込み(関連記事)。顧客は振り袖の購入代金をはれのひに支払ったものの、現物を受け取れない状況が続いていた。

 26日の会見では、破産申立人代理人が1200着程度の振り袖が残っていることを明らかにしていた。

レンタルした顧客は「対応できない」

 増田弁護士は今後、電話相談で購入者が明らかになった振り袖の送付を早急に進める方針。「早期返還を最優先するため、付属品の確認が不十分な可能性もありますが、ご理解をお願いします」としている。到着は1月30日以降となる見込み。

 2018年の成人式に向けて注文した振り袖の返還を優先する。19年以降の成人式用の着物については「多少時間が必要。しばらくお待ちください」という。

 ただ、着物の返還ができるのは購入した顧客のみ。レンタルした顧客については、法的にははれのひ側に着物の所有権があるため、対応は難しいという。

photo 破産管財人の増田尚弁護士による発表

相談窓口の連絡先

 相談窓口は、多摩川法律事務所(川崎市)内の破産管財人室内に設置。電話番号は044-544-8558、044-544-8566、044-544-8570、044-544-8586。対応時間は祝日を除く月〜金曜日の午前10時〜午後4時。

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