1月29日の東京株式市場で、文書など機密情報の管理・電子化を手掛ける安田倉庫(東証1部)が急騰。午前の取引で前営業日比298円高(+29.7%)の1302円を付け、昨年来高値を更新した。
同社は各種情報をデジタルメディアに出力するサービスや、機密文書を専用エリアで厳重に管理するサービスを手掛ける。
26日にコインチェックから約580億円相当の仮想通貨「NEM(ネム)」が流出した問題を踏まえ、安田倉庫のサービスが仮想通貨をオフライン環境で管理する手法「コールドウォレット」に応用できるとの思惑から買いが集まったようだ。
終値は105円高(+10.5%)の1109円だった。
仮想通貨関連株も好調で、ビットコインの売買やレバレッジ取引を手掛けるGMOインターネット(東証1部)も一時179円高(+8.9%)の2198円を付けて年初来高値を更新。
傘下のSBIバーチャル・カレンシーズが金融庁から「仮想通貨交換業」の認定を受けているSBIホールディングス(東証1部)のほか、セレス(東証1部)やリミックスポイント(東証2部)も値を上げた。
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