サイバーエージェント、仮想通貨取引事業に参入新子会社を設立

» 2017年10月02日 15時48分 公開
[ITmedia]

 サイバーエージェントは10月2日、仮想通貨取引事業を行う全額出資の子会社「サイバーエージェントビットコイン」を設立したと発表した。仮想通貨交換業者への登録を進め、取引所の運営を来春にも開始する予定という。

新子会社「サイバーエージェントビットコイン」を設立

 資本金は1億5000万円。社長にはアプリボット社長やAbemaTV副社長を務める卜部宏樹氏が就く。

 仮想通貨取引所は、ビットコインなどの仮想通貨の売買を仲介(マッチング)するサービス。改正資金決済法により、10月から金融庁・財務局の審査を受けた事業者のみが仮想通貨取引サービスが行えるようになっている。9月29日の金融庁の発表によると、BitFlyerやGMOコインなど11社が登録、17社が継続審査中。

仮想通貨取引サービスは登録制に(登録された事業者の一部)

 サイバーエージェントは、インターネットマーケティングや操作性の高いサービス設計などのノウハウを生かし、「利便性の高い取引所運営と顧客獲得を目指す」としている。

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