トヨタ自動車とスズキは3月29日、インドでハイブリッド車などを相互にOEM供給することで基本合意したと発表した。トヨタは、成長著しいインド市場でシェア4割超を確保するスズキの商品力を得てインド市場での浸透を図っていく。
スズキは小型車「バレーノ」、スポーツタイプ多目的車(SUV)「ビターラ・ブレッツァ」を、トヨタは「カローラ」を供給する予定。供給開始時期や供給台数、価格などの詳細については今後検討を進める。供給を受ける車は両社の現地子会社がそれぞれのチャネルを通じて販売する。
2016年10月にトヨタの豊田章男社長とスズキの鈴木修会長が提携を検討すると発表。17年2月には業務提携を結び、11月にはインド市場でトヨタがスズキから電気自動車(EV)を調達すると発表しており、協力関係をさらに拡大する。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Special
PR注目記事ランキング