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» 2018年04月23日 12時58分 公開

ビットコインの支配率は低下傾向:仮想通貨市場は底を打ったのか? 「オルトコイン」台頭の兆し

ビットコインは4月22日に、一時9000ドル台まで回復し、その時価総額も1520億ドルまで戻した。だが、CoinDeskによると、ビットコインの戻りは他の仮想通貨と比べてやや弱い。4月に入ってからの仮想通貨市場の回復は、オルトコイン(ビットコイン以外の仮想通貨の総称)がけん引しているようだ。

[中澤彩奈,ITmedia]

 ビットコインは4月22日に、一時9000ドル台まで回復し、その時価総額も1520億ドルまで戻した。だが、CoinDeskによると、ビットコインの戻りは他の仮想通貨と比べてやや弱い。4月に入ってからの仮想通貨市場の回復は、オルトコイン(ビットコイン以外の仮想通貨の総称)がけん引しているようだ。

phot ビットコインのチャート=Cryptocurrencies by Market Capitalizationsより

 ビットコインの伸び悩みや支配率(仮想通貨全体の時価総額に占める割合)の低下(最近では45.62%から37.98%まで低下)はオルトコインの台頭を示唆している。

phot イメージ

 過去の傾向では、ビットコインが高騰すると比較的安価なオルトコインに資金が流れ出し、オルトコインが上昇するという動きだった。例えば、昨年12月にビットコインが2万ドル近くまで高騰した際には、その流れに追随する形で12月後半から1月前半にかけて比較的安いオルトコインに資金が流れた。

 しかし今回の市場回復では、ビットコインが回復基調に戻り始めている時に、オルトコインの価格がビットコインに勝る勢いで上昇している。

 このことはオルトコインに対する信頼が高まっていることを意味し、仮想通貨市場が底を打ったという議論に信ぴょう性を与えているという。

 今後は主要な仮想通貨だけではなく、”無名の仮想通貨”の動向にも注意が必要だ。

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