大塚家具は5月1日、EC(インターネット通販)大手のAmazon.co.jp上で家具の販売を始めた。シーツ、ピローケース、ソファ、マットレスなど約40種・130アイテムを展開し、販路を拡大する。
Amazon.co.jp上で販売されている大塚家具のスツール
同社は2017年12月期の単独決算で、72億円の最終損益を計上するなど業績不振に陥っている。Amazonとの連携は、業績改善に向けて17年3月から進めるEC事業拡大の一環。幅広いユーザー層を持つ同サイトと連携することで、店舗がない地域の住民など、これまで接点のなかった顧客層を獲得する狙い。
大塚家具による発表
同社は「今後もEC事業強化に取り組み、より多くの地域、幅広い世代のお客さまに『上質な暮らし』をご提案してまいります」としている。
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