調査リポート
» 2018年08月08日 12時46分 公開

「ベンチにエアコンを置くべき」との声も:猛暑下での「夏の甲子園」開催は是か非か 医師3000人に聞いた結果は……?

医師は、猛暑下で「夏の甲子園」を開催することの是非をどう捉えているのか?――メドピア調べ。

[ITmedia]

 8月5日に始まった「夏の甲子園」。今年は記録的な猛暑が続いており、全国で熱中症の被害が多発しているが、医師たちはこのような状況下で開催することの是非をどう考えているのか。

 医師専用のコミュニティーサイトを運営するメドピア(東京都渋谷区)が3000人の医師に意見を聞いた結果、トップは「特別な熱中症対策を行うなど、条件付きで開催すべき」(1763人/58.8%)だった。

photo 「夏の甲子園」は本当に安全なのか(=イメージ画像)

 回答した医師からは、具体的な条件について「予想気温が一定の基準を上回った場合は試合を見合わせる」「休憩を挟んでグラウンドに散水する」「午後0時〜4時は試合をせず、早朝と夕方に試合を行う」「ベンチにエアコンを設置する」などの声が出た。

 次いで多かった意見は「このまま例年通り開催すべき」(519人/17.3%)。「何十年も行ってきているので、今さら変更は難しいだろう」「学校側が十分に注意すれば大丈夫だろう」「練習を積んだ球児たちは暑さに順応できるはず」といった声が集まった。

photo 医師の意見ランキング(=医師専⽤コミュニティサイト「MedPeer」調べ)

 3番目に多かったのは「甲子園を開催すべきでない」(478人/15.9%)。「酷暑の中、運動することの危険は極めて高く、死亡者が出てからでは遅い。大会の開催自体を考え直す必要がある」「あまりにも気温が高すぎる。もはや個々の対策で熱中症を防げるものではない」「応援する学生、観客、スタッフも心配」との意見が出た。

photo 医師による意見(=医師専⽤コミュニティサイト「MedPeer」調べ)

 「その他」を選んだ医師は240人(8.0%)。「開催場所をドーム球場に変更するか、開催時期を変更すべきだ」などの代替策が挙がっていた。

 調査は7月31日に実施。医師専用コミュニティーサイト「MedPeer」に会員登録をしている医師を対象にWeb上で実施した。

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