経済産業省は3月3日、店頭で品薄状態になっているトイレットペーパーやティッシュペーパーの供給・在庫状況についての最新情報を公開した。
日本家庭紙工業会や関係企業にヒアリングを行った結果、製造・流通が正常に行われているだけでなく、工場の在庫は約3週間分(約6万トン)が確保されていることを確認。また、流通在庫も約1週間分(約2万トン)あるという。
トイレットペーパーやティッシュペーパーは100%近くが国内生産であり、十分な在庫があるため、一部店舗における品切れも順次解消していく見通しだとした。
一般市民の不安を解消するため、同省公式Webサイトにはトイレットペーパーの箱がうず高く積まれた写真や、店頭に十分な量の商品が陳列されている写真などが掲載されている。さらに、公式Twitterではトイレットペーパーやティッシュペーパーが店に搬入されている写真も公開している。
経産省は「SNS等において、トイレットペーパーやティッシュペーパーが不足するとの情報が広がっていますが、これらの紙製品は、現在、通常通りの生産・供給を行っています」とした上で「安心して落ち着いた行動をお願いいたします」と呼び掛けている。
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