ソニーは6月13日、東京・銀座の「ソニービル」の営業を来年3月で一時終了し、2022年秋の営業を目指し新ビルを建設すると発表した。東京五輪が開かれる20年までの間は、現ビルを取り壊した後の敷地を広場として開放する計画だ。
現ビルは1966年4月、創業者の1人である故・盛田昭夫氏の「東京・銀座の玄関として、ソニー本来のショールームと共に、より有意義な建物を建設すべき」との考えからオープン。数寄屋橋交差点に面する1等地にあり、建築家・芦原義信氏の設計で知られる。
現ビルの営業は17年3月でいったん終了。18年から20年は、地下部分を残した上で、地上は「銀座ソニーパーク」として開放。五輪終了後の20年秋から新ビルの建設を始め、2年後の営業再開を目指す。新ビルの具体的な計画は未定。
営業終了に先立ち、現ビルのショールームとソニーストアは今年8月28日、ソニーイメージングギャラリー銀座は今年9月8日に営業を終了。銀座4丁目交差点に今夏開業する「GINZA PLACE」ビルに移転し、9月24日にオープンする。
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