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なぜ東京で“串カツ居酒屋”が流行っているのか:長浜淳之介のトレンドアンテナ(1/3 ページ)
今や東京をはじめ首都圏の主要駅の駅前には、必ずと言っていいほど串かつ屋がある。なぜ、串かつが東京の消費者にこんなにも受け入れられたのだろうか。ブームの火付け役である、「串かつ でんがな」チェーンを展開する、フォーシーズに話を聞いた。
串かつ居酒屋が東京で急増している――。今や東京をはじめ首都圏の主要駅の駅前には、必ずと言っていいほど串かつの店がある。これは、つい4〜5年前までは見なかった光景だ。いつの間にか、串かつは東京の人たちにとって身近な食品になった。
その串かつの流行を先導しているのは、「串かつ でんがな」「串カツ田中」これら2つのチェーンである。
「串かつ でんがな」は宅配ピザチェーン首位「ピザーラ」のフォーシーズが経営。2008年4月、東京都・渋谷に1号店を出店し、現在は81店となっている。一方の「串カツ田中」は屋号と同じ串カツ田中という会社が経営。2008年12月、東京都・世田谷区内に1号店を出店し、現在は126店まで増えた。
「串かつ でんがな」は81店中72店が一都三県(東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県)にある。「串カツ田中」も126店中106店が一都三県内にあり、両チェーン共に首都圏に店舗が集中している。両チェーンとも東京で発祥し、大阪の味を売りにしているのだ。
なぜ、串かつが東京の消費者にこんなにも受け入れられたのだろうか。ブームの火付け役である、「串かつ でんがな」チェーンを展開する、フォーシーズに話を聞いた。
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