転職を考えたきっかけは?――人材サービスのインテリジェンスが5月23日発表した転職理由ランキングによると、トップ3は「ほかにやりたい仕事がある」(12.8%)、「会社の将来性が不安」(9.7%)、「給与に不満がある」(8.0%)だった。
2016年下期の前回調査とトップ3は変化がなかったが、待遇や就業環境を改善するために転職活動を始めた人の割合が上昇した。その一方で、「専門知識・技術を習得したい」「幅広い知識・経験を積みたい」「市場価値を上げたい」といった理由の割合は減少している。
インテリジェンスは「求人倍率の高い状態が続いていることに加え、働き方への関心が高まった期間であったため、転職理由に働く条件の改善を挙げる人が増えた」と分析している。
2016年10月〜17年3月の半年間に「DODA」サービスで転職活動を行った約3万5000件のデータをもとに集計した。
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